ハザードマップ連動保険料

こんにちは。災害ニュースにいつも心を痛めているガウスです。

 

毎年のように水害が発生するようになって、これってどうにかならないの?って思います。

 

難しいのが、危険なところほど、人が住もうとしなくなると、そこの土地が安くなって、安い土地を求めて、人が住むってこと。

 

危険性に頓着しない人、情報を十分に収集せずに、住む場所を決めてしまうひとがいるのは仕方がない。

 

それで、不動産売買の重要事項説明書に、水害の危険についても記載しないといけなくなるそうです。

 

もっと早くからしてよ、って気はしますが、そんな記載だけでは、結局、危険なのはわかったけど、どれぐらい危険なのかわからないとか、情報を得ても、安い方が良いという人が結構いれ、結局、そこに住む人は居続ける。

 

私が考えていたのは、もうそんな土地では、固定資産税を高くすればいいというもの。

 

だって、そこに人が住むことで、行政負担はそこそこ生じるのだから。

 

災害時に、救助や復興のために、多くの費用が費やされる。

 

それを、危険地域に住む人に負担させるという方法だ。

 

そうすれば、皆が、住む場所の危険性を気にするようになる。

 

危険なとこらに住めば、それだけ税金負担をしなければならないと思えば、それも控えるし、危険地域の人気がなくなれば、そこの開発も進まず、新たな建設だって減らせる。

 

ただ、なかなか、理解は得られなくいかもしれないな、と思っていました。

 

それが、損害保険会社が、企業向けの保険で、危険を反映して、保険料を決めるそうです。

 

合理的でいいですね。

 

保険料負担を嫌って、危険地域での事業を控えれば、それだけ、災害時の被害を減らすことができる。

 

とても良いことだと思う。

 

残念なのは、これが、損害保険会社が全体の話ではないこと。

つまり、安い危険地域で事業をしたい企業は、別の保険会社を使えば済んでしまう。

 

それに、企業が進出しなくなっても、人が住めば同じだ。

 

個人向けの火災保険とかでも、同じように、危険性を考慮して、保険料を決める流れになってほしい。